大切なデータをうっかり削除してしまい、Macのゴミ箱を探しても見つからない――そんなときは本当にショックですよね。
ですが、そこで諦める必要はありません。ゴミ箱を空にしてしまっても、データが完全に消えたわけではなく、いくつかの方法で復元できる可能性があります。
本ガイドでは、シンプルな「元に戻す」コマンドから、より高度な復元ツールの活用まで、Macで削除されたファイルを取り戻すための実践的な方法をわかりやすく解説していきます。
Macで削除されたファイルは本当に復元できるか?
Macでファイルを削除する状況は主に2つに分けられ、それぞれの復元方法も異なります。

▶Macのゴミ箱を空にしてしまった場合
Time Machineを利用する: 日頃からTime Machineでバックアップを取っていれば、そこからファイルを復元できます。
専門的なデータ復元ツールを利用する: ゴミ箱を空にした後でも、データが上書きされていなければ、専用のソフトを使って復元できる可能性があります。
▶Macのゴミ箱にファイルがある場合
ゴミ箱から直接復元: ゴミ箱を開き、ファイルを右クリックして「戻す」を選択すれば、簡単に元に戻せます。
ショートカットキーで復元: ファイルをゴミ箱に移動した直後であれば、「Command + Z」のショートカットキーで元の場所に戻すことができます。
次の節にはそれぞれの方法について、分かりやすく紹介します。
Macのゴミ箱にファイルがある場合の復元方法
方法1: Command + Zで直前の操作を取り消す
この方法は、デスクトップを整理中に誤ってファイルをゴミ箱にドラッグしてしまったなど、削除してすぐの場合に特に有効です。

利用手順:
Step1. ファイルを削除したFinderウィンドウを開いたままにする。
Step2. Command + Zを押す(または「編集」メニューから「移動を元に戻す」を選択する)。
※削除したファイルはすぐに元の場所に戻ります。ただし、この方法は削除直後にしか使えません。
方法2: Macのゴミ箱からファイルを復元する
ゴミ箱フォルダは、ファイルを一時的に保管する場所であり、最初のセーフティネットです。
この方法は、ゴミ箱をまだ空にしていない場合に最適です。例えば、ダウンロードしたファイルをまとめて削除した後、その中に重要な請求書があったことに気づいた場合などです。

利用手順:
Step1.Dockにあるゴミ箱アイコンを開く。
Step2.復元したいファイルを探すか、検索する。
Step3.ファイルを右クリックして「戻す」を選択する。
Macのゴミ箱を空にしてしまった場合の復元方法
方法1.Time Machineを使ってファイルを復元する
Time Machineは、Macに内蔵された自動バックアップシステムです。1時間ごと、1日ごと、1週間ごとにMacのファイルのスナップショットを作成してくれます。
この方法は、Time Machineを事前に設定していたユーザーに最適です。数週間前に削除したWordファイルが急に必要になった場合でも、過去のバックアップから復元することができます。

Time Machineの利用手順:
Step1.Time MachineのバックアップドライブをMacに接続する。
Step2.ファイルが元々保存されていたフォルダを開く。
Step3.メニューバーからTime Machineを起動する。
Step4.タイムラインをスクロールしてファイルを見つけ、「復元」をクリックする。
※この方法はバックアップが有効になっている場合にしか使えません。
➡ Time Machineからバックアップを作成する手順がよく分からない人はapple公式ガイドを参考してください。
方法2.専用的なデータ復元ツールを利用する
Time Machineを使っていなかったり、定期的なバックアップを取っていなかったりする場合でも、まだ希望はあります。macOSはファイルを完全に消去するわけではなく、データが上書きされるまではその痕跡が残っています。そこで役立つのがデータ復元ソフトウェアです。
編集部がGbyteというツールを推薦します。これを利用するとゴミ箱を空にしてしまい、Time Machineのバックアップもない場合に有効です。
Gbyte Recoveryで空にするmacゴミ箱からファイルを復元するガイド
Step1.Gbyte Recoveryをインストールする ソフトウェアをパソコンにダウンロードしてインストールします。
Step2 .iCloudアカウントにサインインする Gbyte Recoveryを起動し、iCloudの認証情報でログインします。ソフトウェアがiCloudに保存されたデータを分析します。
Step3.削除されたファイルを見つけて復元する スキャンが完了したら、復元したいMACファイルを選択し、パソコンにエクスポートして表示または保存します。
方法3.iCloud Drive経由でファイルを復元する
Cloud Driveを利用している場合、Macから削除したファイルでも、Appleのサーバーから復元できる可能性があります。
この方法は、Mac、iPhone、iPad間でドキュメントを共有している場合に役立ちます。

利用手順:
Step1.iCloud.comにアクセスしてサインインする。
Step2.「iCloud Drive」から「最近削除した項目」をクリックする。
Step3.復元したいファイルを選択し、「復元」をクリックする。
macゴミ箱を空にする復元方法の比較:最適な方法を決めよう
復元方法 | メリット | デメリット | 最適な状況 |
---|---|---|---|
Command + Z | 非常に迅速かつ簡単 | 削除直後にしか使えない | ファイルを誤って削除した直後 |
ゴミ箱からの復元 | シンプルで、ゴミ箱を空にしていなければ確実 | ゴミ箱を空にすると使えない | ファイルを削除したが、ゴミ箱は空にしていない |
Time Machine | OS標準機能で信頼性が高い | 事前設定が必要 | Time Machineで定期的にバックアップを取っている |
データ復元ツール | ゴミ箱を空にした後でも復元できる可能性が高い | ソフトの購入費用がかかる場合がある | ゴミ箱を空にしてしまい、Time Machineもない |
iCloud Drive | どこからでもアクセス可能 | 同期されていないファイルは復元できない | iCloudと同期しているファイル |
ご自身に最適な復元方法がわからない場合は、いくつかのポイントを参考にすると良いでしょう。
▶ファイルの削除時期:
削除したばかりなら、「Command + Z」や「ゴミ箱からの復元」が最も簡単で確実です。
数日前、数週間前なら、「Time Machine」や「iCloud Drive」にバックアップが残っている可能性が高いです。
▶バックアップの有無:
Time MachineやiCloudのバックアップがあるなら、まずはそれらから復元を試みてください。
バックアップがない場合は、データ復元ツールを使うのが唯一の手段となります。
▶ファイルの重要度と緊急性:
失うと困る非常に重要なファイルであれば、無理に自分で復元しようとせず、すぐにパソコンの使用を止めて、専門の復旧業者に相談することも検討しましょう。
MACの削除されたデータ復元に関するよくある質問
Q1: ゴミ箱を空にしてしまったMacのファイルを復元することはできますか?
はい、可能です。ゴミ箱を空にしても、ファイルがすぐにストレージから完全に消えるわけではありません。そのデータが保存されていた領域が「上書き可能」とマークされるだけなので、新しいデータが書き込まれる前であれば、データ復元ソフトやTime Machineを使って復元できる可能性があります。
Q2: Macで誤って削除したファイルを、ゴミ箱を介さずに直接復元する方法はありますか?
はい、簡単な方法があります。ファイルを削除した直後であれば、Finderで「Command + Z」のショートカットキーを押すことで、元の場所に戻すことができます。これは最後の操作を取り消す機能で、ゴミ箱を経由したかどうかにかかわらず有効です。
Q3: Macbook ゴミ箱 復元をしたいのですが、一番簡単な方法は?
最も簡単な方法は、まずゴミ箱をチェックすることです。Dockにあるゴミ箱を開き、復元したいファイルを右クリックして「戻す」を選択するだけで、元の場所に戻ります。ゴミ箱を空にしていない場合は、これが一番確実な方法です。
Q4: Mac ゴミ箱 復元 できないと表示される場合、他に試せることはありますか?
ゴミ箱から直接復元できない場合でも、諦める必要はありません。まずはTime Machineを確認してください。日頃からバックアップを取っていれば、Time Machineを使ってマック ゴミ箱 復元が可能です。もしTime Machineを使っていない場合は、専門のデータ復元ツールを利用することで、失われたファイルを探し出し、復元できる可能性があります。
Q5: マック ブック ゴミ箱 復元をしたいのですが、費用がかからない方法はありますか?
はい、いくつかの方法があります。まず、ゴミ箱にファイルが残っている場合は無料で復元できます。また、iCloudと同期している場合は、iCloud.comの「最近削除した項目」から無料で復元できます。専門のデータ復元ツールは有料のものが多いですが、無料版で一部のデータを復元できる場合もあるので、試してみる価値はあります。
最後に
マックブックでゴミ箱を空にした後でも、費用をかけずにファイルを復元できる可能性はあります。
まず、iCloud Driveに同期していれば、ウェブサイトの「最近削除した項目」から復元できる場合があります。また、もしTime Machineでバックアップを取っていれば、費用をかけずにファイルを元の状態に戻せます。
専門的なデータ復元ツールは有料のものがほとんどですが、無料版でスキャンや一部のファイル復元ができることもあるため、まずは試してみるのも良いでしょう。