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目次
iPhoneで「写真のサイズを小さくする」ときは、最初に小さくしたい対象を分けて考える必要があります。画面に表示される縦横の大きさを変えたいのか、写真ファイルの容量を減らしたいのかで、適した操作が異なるためです。
画像サイズはピクセルで表す縦横の大きさ、ファイルサイズはKBやMBで表すデータ量です。縦横を縮小すると容量も減りやすいものの、保存形式や画質によって結果は変わります。提出先の条件を確認してから、必要な方法を選びましょう。
目的 | 最初に試す方法 | 最後に確認すること |
|---|---|---|
写真の縦横サイズを小さくしたい | プレビューでサイズを調整する | 長辺・幅・高さが指定のピクセル数になっているか |
既存写真のファイル容量を減らしたい | ショートカットの「画像を変換」または圧縮アプリを使う | 保存後のKB/MBと画質が条件を満たすか |
複数枚をまとめて小さくしたい | ショートカットまたは一括対応の圧縮アプリを使う | 縮小版が別に保存され、元画像が残っているか |
これから撮る写真の容量を抑えたい | 高効率フォーマットや解像度を見直す | 受け取り側の形式対応と、設定が既存写真に影響しないこと |
画像サイズを小さくするのは、写真の横幅・縦幅を小さくするということです。Web掲載、申請フォーム、ブログ、メール添付など、表示領域やアップロード条件に合わせたいときによく使われています。
1枚または少数の写真なら、iPhoneのプレビューでピクセル数を調整できます。プレビューは主に縦横サイズを変える機能なので、ファイル容量を厳密な上限に合わせたい場合は、後述する変換・圧縮方法と保存後の確認を組み合わせてください。

プレビューで対象の画像を開きます。
「…」をタップし、「サイズを調整」を選びます。
プリセットを選ぶか、必要な幅・高さを入力します。
保存した画像を開き、文字や細部が読めるかを確認します。
複数枚を同じピクセル数にそろえる場合は、ショートカットを作成すると便利です。初回は1枚だけで実行し、画質と保存先を確認してからまとめて処理します。
ショートカットアプリで「+」をタップし、新しいショートカットを作成します。
「写真を選択」を追加し、複数枚を扱う場合は複数選択を有効にします。
「画像のサイズを変更」を追加し、長辺または幅を指定します。
「写真アルバムに保存」を追加し、縮小版を元画像と区別できるアルバムへ保存します。
1枚で結果を確認してから、必要な枚数を選択して実行します。
この方法はピクセル数をそろえる操作です。指定したピクセル数だけで「100KB以下」などの容量を保証するものではないため、厳密な上限がある場合は、次のファイル圧縮手順を使ってください。
注:
トリミングは写真の一部を切り取る操作、サイズ変更は画像全体の縦横ピクセル数を変える操作です。不要な部分を取り除きたい場合はトリミング、画像全体を小さく表示したい場合はサイズ変更を選びます。
ここでは、すでに撮影した写真のデータ量を減らす方法を紹介します。ファイル容量を小さくするには、ピクセル数を下げる方法に加えて、保存形式や圧縮品質を変える方法が有効です。まず1枚で試し、結果を確認してから一括処理しましょう。
標準機能だけで既存写真を圧縮したい場合は、ショートカットの「画像を変換」を使います。JPEGなど提出先が指定する形式へ変換し、品質を指定できる画面が表示される場合は、品質を下げて容量を調整できます。

ショートカットで「写真を選択」を追加し、必要なら複数選択をオンにします。
ファイル容量だけを減らす場合は、「画像のサイズを変更」を省略します。ピクセル数も小さくしたい場合だけ、このアクションを前に追加します。
「画像を変換」を追加し、提出先に合う形式を選びます。JPEGに変換する場合は、表示される品質項目を少しずつ下げます。
「写真アルバムに保存」または「ファイルを保存」を追加し、縮小版を別名・別フォルダで保存します。
保存した画像の情報を開き、KB/MB、縦横サイズ、画質を確認します。
ショートカットの変換アクションは、画像の編集や形式変換に使えます。アクション名や表示項目はiOSのバージョンによって異なります。
写真の内容によって圧縮率は変わるため、「品質を70%にすれば必ず100KBになる」とは限りません。目標容量がある場合は、品質を下げる、長辺を短くする、形式を変える、という順に1つずつ調整しましょう。
プレビューの「サイズを調整」で長辺のピクセル数を下げると、画像データが減り、ファイル容量も小さくなりやすくなります。申請フォームなどでピクセル数と容量の両方を求められる場合に向いています。
対象の画像をプレビューで開きます。
「…」から「サイズを調整」を選び、長辺または幅を入力します。
別名で保存し、元画像と縮小版を区別します。
保存後にファイル情報を確認し、目標のKB/MBを超えていれば、もう一段小さいサイズで作り直します。
この方法は画素数を減らすため、拡大表示や印刷では細部が失われることがあります。容量だけを下げたい場合は、先にショートカットの形式変換や圧縮アプリを試してください。
「1MB以下」「500KB以下」など具体的な上限がある場合は、品質スライダーや目標容量を指定できる画像圧縮アプリが使いやすいことがあります。使用する前に、以下の注意点を確認しておきましょう。
目標のKB/MB、または圧縮品質を指定できる
複数枚を一括処理できる
元画像を上書きせず、コピーとして保存できる
圧縮前後をプレビューできる
位置情報などのメタデータを残すか削除するか選べる
写真を外部サーバーへ送る場合の利用規約と削除方針が明記されている
一般的な操作手順:
まずテスト用のコピーを読み込みます。
形式、品質、目標容量を設定します。
圧縮後の文字・顔・QRコードなどをプレビューします。
問題がなければ別名で書き出し、ファイル情報で容量を確認します。
一度送信するためだけに軽くしたい場合は、メールアプリで写真を添付したときに小・中・大などのサイズを選べることがあります。ただし、これは送信データだけを軽くする方法で、再利用できる圧縮ファイルを作る操作ではありません。


端末内の方法で条件に届かない場合は、Resize Pixelなどのブラウザの画像圧縮サービスも選択肢になります。複数形式や目標品質に対応するサービスがありますが、アップロードした画像がサーバーに保存される期間や削除方法はサービスごとに異なります。
身分証明書、医療情報、仕事の資料、個人情報を含む写真は、利用規約とデータの取り扱いを確認してからアップロードしてください。機密性の高い写真は、端末内で完結するショートカットや圧縮アプリを優先すると安心です。
ここからは、今後撮影する写真が最初から大きくなりすぎないようにする方法です。設定を変えても、すでに保存されている写真の容量や画面サイズは変わりません。既存写真には、前章の圧縮方法を使ってください。
「設定 > カメラ > フォーマット」で高効率フォーマットを選ぶと、対応する環境ではJPEGと同程度の見た目でデータ量を抑えやすくなります。HEIFはJPEGより効率よく圧縮できる一方、古い機器や申請システムでは対応しないことがあります。特徴と互換性はAppleのHEIF・HEVCに関する説明で確認してください。
相手がJPEGを指定している場合は、撮影後または共有時にJPEGへ変換します。形式を変えるだけで、すべての写真が同じ容量になるわけではない点にも注意してください。
高解像度モードやProRAWは、編集や大きな印刷に役立つ一方、通常の撮影よりファイル容量が大きくなりやすい設定です。日常の記録やWeb掲載が中心なら、必要な場面だけ高解像度を選ぶと扱いやすくなります。
申請用、Web掲載用、印刷用では必要なピクセル数が異なります。よく使う用途の条件をメモしておき、撮影後に毎回大きく縮小する作業を減らしましょう。互換性が優先される場合はJPEG、容量と対応環境の両立を優先できる場合は高効率フォーマット、というように使い分けます。
写真の縦横サイズ(ピクセル数)を変えずに容量だけを減らしたい場合は、画像の圧縮率を上げる方法が適しています。
iPhoneでは、「ショートカット」の「画像を変換」でJPEGやHEIFに変換したり、画像圧縮アプリを利用したりできます。Macなら「プレビュー」からJPEGなどに書き出し、品質を調整する方法もあります。
ただし、容量を減らすほど画質が低下する可能性があります。元の写真を残したまま、圧縮したコピーを作成するのがおすすめです。
いいえ。既存の写真が自動的に圧縮されることはありません。
「設定」>「カメラ」>「フォーマット」>「高効率」は、主にこれから撮影する写真やビデオをHEIF/HEVC形式で保存するための設定です。
すでに保存されているJPEGやHEIF写真の形式・容量は変わらないため、既存写真を小さくしたい場合は、ショートカットや画像圧縮アプリなどで別途変換・圧縮する必要があります。
方法によって異なります。
JPEGなどの圧縮品質を下げたり、写真のピクセル数を減らしたりすると、基本的には画質も低下します。ただし、スマホでの閲覧やWebへのアップロード程度であれば、適度に圧縮しても見た目の違いがほとんど分からない場合があります。
一方、印刷や大画面表示、あとから写真を編集する予定がある場合は、元画像を残しておくことをおすすめします。
いいえ。通常の写真には影響しません。
「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」で変更できる4K/1080pやフレームレートは、動画の画質とファイル容量を調整する設定です。解像度やフレームレートを下げると動画は小さくなりますが、通常の「写真」モードで撮影する写真の容量は変わりません。
写真の容量を抑えたい場合は、写真の保存形式(HEIF/JPEG)、撮影解像度、撮影後の圧縮を確認してください。
誤って削除した場合は、まず「最近削除した項目」から復元し、iCloud写真を使っている場合はiCloud.comや他の端末も確認します。削除から30日を過ぎている、またはバックアップにもない場合は、Gbyte Recoveryで復元可能な写真をスキャンし、プレビューで確認してから復元を試す方法があります。ただし、復元結果はデータの状態によって異なります。
iPhoneの写真サイズを小さくするときは、画像の縦横サイズ(ピクセル)とファイルサイズ(KB/MB)を分けて考えましょう。画面の大きさを変えるならプレビューやショートカット、既存写真の容量を減らすなら「画像を変換」や画像圧縮アプリを使い、保存後に数値を確認してください。
これから撮る写真の容量を抑える場合は、高効率フォーマットや解像度を用途に合わせて選びます。元画像を残し、1枚で画質と容量を確認してから一括処理すれば、提出条件に合う写真を効率よく用意できます。
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